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英語記事を日本語で要約する4つの方法翻訳との違いと無料でできる範囲

英語記事を日本語で要約する手順を4通り整理。Chromeのページ翻訳は要約しません。DeepL無料版は月5万字、Readwise Readerは保存時に自動要約しますが既定は英語です。日本語で返せる設定と無料枠を確認日つきで比べます。

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海外のニュースや技術ブログを開いて、英語のまま読み通すか、あとで読むかを決めかねたまま閉じることがあります。

私は普段、新規事業の立ち上げと成長の支援をしていて、リサーチのために英語のソースにも毎日目を通しています。読んだものは自分で開発している SuperFlow(AI要約)に保存しています。

ただ、手を動かす前に一つ知っておくと手数が減ります。

翻訳と要約は別の処理です。 Chrome のページ翻訳は全文を日本語に置き換えるだけで、短くはしません。

訳したあとに残る分量は、英語のときと変わりません。

では、どこで短くするのか。

やり方は4つに分かれます。ブラウザで全文を訳す、翻訳サービスに本文を貼る、生成AIに日本語で要約させる、保存するときに要約まで済ませる、です。

この記事では、4つの手順と、日本語で返ってこないときに見る設定、無料で使える範囲を確認日つきで整理します。

要約ツール自体を比べたい段階なら「Web記事の要約AIツール7選」、要約がどこまで信用できるかが気になるなら「AI要約の精度」のほうが近い内容です。

翻訳では読む量が減らない

最初に外しておきたい誤解があります。ページ翻訳は、読む量を減らす機能ではありません。

Chrome の公式ヘルプは、アドレスバー右側の翻訳アイコンから言語を選ぶ方法と、ページを右クリックして「Translate to [言語]」を選ぶ方法を案内しています。2026年10月28日に確認した内容です。

つまり、置き換えが起きるだけです。5,000語の記事は、訳しても5,000語ぶんの日本語になります。

一部だけ訳して判断する

全文を読む気がまだ決まらないときは、選んだ範囲だけを訳す手が使えます。

Chrome のヘルプには、訳したい文字をハイライトして右クリックし、「Translate selection to [言語]」を選ぶ手順が書かれています。訳す先の言語は「More」から「Choose another language」で変えられます。

導入の数段落だけ訳せば、続きを読むかどうかの判断はつきます。私は、英語の記事をこの順で見ることが多いです。

翻訳の提案を出す言語を決めておく

毎回アイコンを押すのが面倒なら、設定を一度だけ変えます。

Chrome の設定の「Languages」には、「Use Google Translate」の切り替えと、「Translate into this language」での訳す先の指定があります。

「Automatically translate these languages」では、自動で翻訳する言語を足したり外したりできます。

英語のページを開いたら自動で日本語になる状態にしておくと、読むかどうかの判断だけに集中できます。

翻訳サービスに本文を貼る

ページ翻訳が効かない場所もあります。ログインが必要な記事や、PDF で配られている資料です。

そこで使うのが翻訳サービスです。

DeepL の公式の料金ページは、無料版のテキスト翻訳を1名あたり月50,000文字まで、ファイル翻訳を月1件まで(最大5MB)としています。2026年10月28日に確認しました。

有料の Pro(Individual)はテキスト翻訳が月300,000文字、ファイル翻訳が月3件(最大30MB)です。料金はユーロ表示のページで月額換算7.49ユーロ(税込・年払い)と出ており、日本円での金額は要確認です。

ただ、ここでも短くはなりません。訳文が返ってくるだけなので、要約はこのあとの工程になります。

生成AIに日本語で要約させる

要約を日本語で受け取るなら、要約する側に言語を指定します。

NotebookLM(Gemini Notebook)には出力言語の設定があります。公式のヘルプセンターに「Change output language in Gemini Notebook」という項目が置かれています。

2026年10月28日に確認しました。

対応している言語の一覧と、機能ごとの差については公式ヘルプの該当ページで確認してください。この記事では、設定の存在までを確認した範囲として扱います。

もう一つ、生成AIに任せるときの前提があります。元の記事が長いと、全文を渡しきれないことがあります。

要約の品質は、渡した本文の量と素性で変わります。 本文を取り違えたまま要約すると、もっともらしい日本語の文章が返ってくるぶん、間違いに気づきにくくなります。

保存するときに要約まで済ませる

毎回ツールを行き来するのが続かないなら、保存の時点で要約まで終わらせる形にします。

Readwise Reader は、新しく保存した文書に対して要約のプロンプトを自動で実行します。公式ドキュメントによると、結果は文書のメタデータの要約欄に入ります。

ただし既定の言語は英語のままです。

同じドキュメントには、単語と段落それぞれに翻訳のプロンプトが用意されており、既定はスペイン語で、任意の言語に変えられると書かれています。日本語は例として挙げられていません。

もう一つ注意点があります。Feed に入ってくる文書は、OpenAI の API キーを追加しない限り自動では要約されません。

いずれも2026年10月28日に公式ドキュメントで確認しました。

日本語の要約で保存する

英語のソースを日本語で残したいなら、最初から日本語で返すサービスを選ぶほうが手数が少なくなります。

SuperFlow は、英語などの外国語の記事や動画を日本語の要約に変換して保存します。よくある質問に書いているとおりで、開発している側からの一次情報です。

とはいえ、これが誰にでも合うとは思っていません。英語の原文のまま読み進めたい人や、翻訳の精度を自分で確かめながら進めたい人には、翻訳サービスと生成AIを分けて使うほうが向きます。

日本語で返ってこないときに見るところ

要約が英語で返ってきたときは、順に3か所を見ます。

一つ目は、ツール側の出力言語の設定です。NotebookLM のように、アカウントの言語とは別に出力言語を持つものがあります。

二つ目は、プロンプトの言語指定です。Readwise Reader のように既定のプロンプトを書き換えられるものなら、言語の指定を本文に入れます。

三つ目は、ブラウザの翻訳を重ねることです。要約が英語で出てきたあとに、その画面をページ翻訳にかければ日本語になります。

比較の条件

比べる前に、何を含めて何を除いたかを書いておきます。

無料枠は、クレジットカードを登録せずに使える範囲を指します。期間限定の無料トライアルは無料枠に数えていません。

AI要約の列は、サービス自体に要約機能があるかどうかを示します。日本語で返るかどうかは記号では表せないので、本文の各節と下の表のあとの文で補っています。

価格は各社の公式ページの表示をそのまま載せています。地域や通貨の設定で表示が変わるものは、その旨を注記しています。

サービス無料で使える範囲有料プラン日本語UIAI要約読み上げPDF
SuperFlow保存・要約が累計10件。音声生成・動画処理・AIチャット機能・定着メモ生成が各累計3件(クレジットカード登録不要)Standard 1,980円/月(税込)(保存・要約 月100件)
Pro 4,980円/月(税込)(月500件。AIエージェント連携(CLI)はここから)
Max 9,800円/月(税込)(月1,500件)
◯◯◯◯
Readwise Reader無料プランなし。30日間の無料トライアル(カード登録不要)のみReadwise Lite $5.59/月(年払い)(メール中心のプランでReaderは対象外)
Readwise Full $9.99/月(年払い)・$12.99/月(月払い)(Readerを含む。年払いは12か月分119.88ドルを一括請求。学生など学術関係者には50%割引(購読前にサポートへ連絡が必要))
×◯要確認◯
NotebookLM(Gemini Notebook)無料版は1ノートブックあたり50ソースまでGoogle AI Plus 725円/月(1ノートブックあたり100ソース)
Google AI Pro 2,900円/月(1ノートブックあたり300ソース)
Google AI Ultra 14,500円/月(5x)・32,000円/月(20x)
◯◯要確認要確認
Raindrop.ioブックマーク・コレクション・ハイライト・端末数がいずれも無制限。インポート/エクスポートも無料。ファイルのアップロードは月100MBまでPro 要確認(公式の料金ページが地域別の動的表示のため金額を取得できず。年払いは月払いより約20%安いと記載)◯有料要確認要確認
Instapaper保存件数は無制限。Web・iOS・Androidの同期、フォルダ整理、サードパーティ向けAPIまで無料。ノート(メモ)は月5件までPremium $5.99/月・$59.99/年(年払いは15%以上お得と公式表記。全文検索(アーカイブ含む)・パーマネントアーカイブ・PDFリーダー・ノート無制限・Kindle連携・AI音声と読み上げプレイリスト(モバイル)・最大3倍の速読・広告非表示。iOSのアプリ内課金は¥900/月・¥9,000/年)△×有料有料

確認日: 2026-09-10(各社の公式ページで確認。最新の料金は公式サイトを参照)

表の記号だけでは落ちる点を補います。Readwise Reader に無料プランはなく、30日間の無料トライアルだけです。

Raindrop.io の要約は有料プランの機能です。公式の料金ページが地域別の動的表示のため、金額は要確認です。

どれを選ぶかは、何語で残したいかで変わる

目的が「いま読むかどうかの判断」なら、ブラウザのページ翻訳で足ります。設定も課金も要りません。

量の多い資料を訳す必要があるなら、翻訳サービスを足します。DeepL の無料版の月50,000文字は、長文の資料を何本も通すと足りなくなる線です。

英語のソースを日本語で残して、あとから見返したいなら、保存の時点で日本語の要約が付く形にします。私は、読んだものを日本語で残しておかないと後で探せなくなるため、この形にしています。

英語の原文を原文のまま保管したいなら、要約機能より全文検索とハイライトを優先するほうが合います。Instapaper のように要約を持たないサービスでも、この目的なら困りません。

まとめ

  • Chrome のページ翻訳は全文を置き換えるだけで、読む量は減らない(2026年10月28日に公式ヘルプで確認)
  • 選んだ範囲だけを訳す「Translate selection to [言語]」で、続きを読むかどうかの判断はつく
  • DeepL の無料版はテキスト翻訳が月50,000文字、ファイル翻訳が月1件(最大5MB)
  • DeepL Pro(Individual)はテキスト月300,000文字・ファイル月3件で、ユーロ表示では月額換算7.49ユーロ。日本円は要確認
  • NotebookLM(Gemini Notebook)には出力言語の設定があり、公式ヘルプに該当項目がある
  • Readwise Reader は保存時に自動で要約するが、既定は英語で、翻訳プロンプトの既定はスペイン語
  • Readwise Reader の Feed の文書は、OpenAI の API キーを足さない限り自動要約されない
  • SuperFlow は英語などの外国語の記事や動画を日本語の要約に変換して保存する

よくある質問

翻訳と要約はどちらを先にやるべきですか

要約を日本語で受け取れるなら、要約を先にして構いません。全文を訳す工程を省けるぶん、翻訳サービスの文字数も使いません。訳文の正確さを自分で確かめたい場合は、先に訳してから要約します。

英語記事を無料で日本語に要約できますか

ページ翻訳と無料枠の組み合わせでできます。Chrome のページ翻訳は無料で、DeepL の無料版はテキスト翻訳が月50,000文字まで、NotebookLM の無料版は1ノートブックあたり50ソースまでです。数値は2026年10月28日時点の確認内容です。

要約が英語で返ってきます

ツール側の出力言語の設定、プロンプトの言語指定、ブラウザのページ翻訳の3か所を順に見てください。NotebookLM は出力言語を別に持ち、Readwise Reader は既定のプロンプトを書き換えられます。

英語の論文もこの手順で読めますか

PDF を扱えるかどうかで変わります。DeepL の無料版はファイル翻訳が月1件まで、Readwise Reader と SuperFlow は PDF を扱えます。論文の管理まで含めて選ぶなら「論文・PDF管理アプリ」のほうが近い内容です。

要約だけ読んで原文を読まなくてよいですか

要約は、時間を使う価値がある記事かどうかを見定めるための下読みとして使うのがよいと思っています。引用や数値を自分の仕事に使うなら、その箇所は原文で確かめてください。

出典・確認日

各社の仕様と料金は変わります。SuperFlow が確認した範囲の情報なので、最新の状況は各社の公式ページで確認してください。

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著者
梶谷 健人
株式会社POSTS 代表取締役 / SuperFlow 開発者

株式会社VASILYでのグロースハック担当、AR/VR領域の事業を手掛ける株式会社MESONの代表を経て、POSTSを創業。生成AIなどの先端テクノロジーを事業成長に結びつける戦略パートナーとして活動しています。著書に『生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方』(日経BP)、『いちばんやさしいグロースハックの教本』(インプレス)。

AI時代の情報過多を解消するためにSuperFlowを開発しました。

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