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Raindrop.io無料とProの違い上限・日本語画面・AIアシスタント

Raindrop.ioの無料とProの違いを公式ヘルプで整理。ブックマークは無料でも無制限で、差が付くのはアップロード上限(無料100MB/月・Pro 10GB/月)、全文検索、ウェブアーカイブ、AIアシスタントの4つ。Proの金額は公式に記載がありません。

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Raindrop.io を使っていると、どこかで「Pro にする意味があるのか」という場面に行き当たります。無料のまま何年も使えてしまうサービスなので、判断の材料が見つかりにくいところがあります。

私は普段、新規事業の立ち上げと成長の支援をしていて、リサーチのために毎日かなりの数の記事を読んでいます。読んだものは自分で開発している SuperFlow(AI要約)に保存していますが、分類して貯める用途では Raindrop.io のような道具のほうが向く場面があると思っています。

ただ、料金を調べようとすると先に引っかかることがあります。

Raindrop.io の公式ページには、Pro の金額が書かれていません。 料金ページ、課金のFAQ、Proの機能紹介ページのいずれにも通貨の金額が出てこず、「年払いは月払いより約20%安い」という説明だけが置かれています。

では、金額が分からない状態で何を基準に決めればいいのか。

判断できるのは、無料と Pro で何が変わるかです。公式ヘルプは上限を数値で公開しているので、そこは正確に比べられます。

この記事では、無料の範囲、Pro で増える4つの機能、日本語での使い勝手、やめたときに何が消えるかを順に見ていきます。

Raindrop.ioは「あとで読む」より分類の道具

Raindrop.io はブックマーク管理のサービスです。記事も動画もツールのURLも、コレクションとタグで分類して持っておく使い方が中心になります。

同じ「保存」でも、読む体験を良くすることに寄せたサービスとは出発点が違います。

無料の範囲が広いのは、Raindrop.io が件数で課金していないからです。 公式の上限ページは、ブックマーク・コレクション・タグ・コレクションごとの共同編集者・同期する端末を、無料でも Pro でも無制限と書いています。

ハイライトも無料で使えて、1つのブックマークあたり100件までという上限だけが付いています。

つまり、分類して貯めるところまでは無料で足ります。ここを知らないまま Pro を検討すると、必要のない出費になりかねません。

無料プランでどこまでできるのか

無料で止まるのは、件数ではなくファイルと検索です。

公式の上限ページによると、手元のファイルをアップロードする容量が無料だと月100MBまでで、1ファイルの上限も100MBです。

この容量に数えられるのは、自分で手動でアップロードしたファイルだけです。 保存したブックマーク、ウェブアーカイブの複製、外部に置かれたファイルへのリンクは、月の容量に含まれないと書かれています。

上限に達すると次の請求期間まで新しいファイルを追加できなくなりますが、すでにあるファイルはそのまま開けます。

もう一つ、無料だと AI アシスタントのメッセージが使えません。公式の上限ページは、無料のメッセージ数をゼロ、Pro を無制限(公正利用の範囲内)と書いています。

Proで増えるのは4つ

Pro の機能紹介ページと上限ページを合わせると、増えるものは大きく4つに分けられます。

全文検索 — PDFとEPUBとYouTubeの字幕まで

Pro の全文検索は、ブックマークの中身そのものを対象にします。公式ページは対象を「every bookmark, PDF, EPUB, and YouTube transcript」と書いていて、YouTube については字幕を検索すると説明しています。

無料ではこの検索が動きません。タイトルとタグで思い出せる量なら困りませんが、数が増えてタイトルを覚えていない状態になると効き方が変わってきます。

保存したものを後から言葉で引き出せるかどうかは、貯める道具の価値をかなり左右すると感じています。何を保存したか忘れた状態でも見つかるなら、保存した意味が残ります。

ウェブアーカイブ — 元ページが消えても残る

Pro では、保存したページの複製が Raindrop.io 側に残ります。公式ページは「accessible even if the original is deleted or changed」と書いていて、元のページが消えたり書き換わったりしても読めるとしています。

リンク切れは時間が経つほど増えます。数年単位で資料を持っておきたい使い方なら、ここが Pro の理由になり得ます。

AIアシスタント(Stella) — 日本語で聞ける

Pro には Stella という AI アシスタントが付きます。公式ヘルプは Stella を Pro 向けで、現在はベータと書いています。

できることは、保存した中から探す、内容を要約する、コレクションの整理を提案する、保存したものを思い出させる、といった範囲です。整理の提案は、こちらが承認してから適用される作りになっています。

日本語で質問できます。 公式ヘルプは対応言語に英語・フランス語・ドイツ語・日本語・スペイン語を挙げていて、設定は不要で自分の言語で書けばよいと説明しています。

注意点も公式に書かれています。保存した直後は、索引ができるまで数分かかります。

回答については「usually accurate but not guaranteed」とあり、重要な内容は自分で確認するよう求めています。

ほかに、混み合うときは一時的に待たされること、表示されるチャット履歴が直近100件までであることが挙げられています。

片付けの道具 — リンク切れ・重複・自動バックアップ

残りは、貯めたあとの手入れに関わるものです。リンク切れの検出、重複の検出、ブックマークに付けるリマインダー、ハイライトへの注釈、そしてライブラリ全体を定期的に書き出す自動バックアップが Pro に入ります。

件数が少ないうちは手で足りますが、無制限に貯められるサービスなので、数年使うと手に負えなくなる部分です。

Proの金額が公式ページに出ていない

ここが今回いちばん確認に時間がかかったところです。

Raindrop.io の料金ページ、課金のFAQ、Pro の機能紹介ページを2026年11月3日に確認しましたが、どのページにも Pro の金額が書かれていませんでした。 月払いと年払いがあること、年払いが約20%安いことだけが説明されていて、金額は別ページを見るよう案内されています。

第三者のレビュー記事には金額が載っていますが、数値が一致していません。同じサービスについて月3ドル前後と書くものと、月3.54ドル・年33.04ドル(税込)と書くものがあり、1つの記事の中で月3ドルと月6ドルが混在しているものもありました。

このため、この記事では Pro の金額を書きません。 地域と通貨で表示が変わる作りのようなので、契約を考えるなら自分の環境で料金ページを開いて確認するのが確実です。

返金については公式に記載がありました。購入または更新から30日以内に申し出れば全額返金を依頼できて、ウェブでの購入なら3〜10営業日で処理されるとしています。

比較の条件

比べる前に、何を含めて何を除いたかを書いておきます。

  • 含めたもの: 無料で使える範囲と有料プランを公式ページで確認できたサービス
  • 除いたもの: Raindrop.io の Pro の金額は公式ページに記載が無いため「要確認」のままにしています。第三者の記事にある金額は、出どころが公式でなく数値も一致しないため採用していません
  • 日本語画面: 公式の資料で確認できたものだけを「あり」と書きます。確認できなかったものは「要確認」です
  • 確認日: 表の確認日は比較データ全体の確認日です。本文に出てくる Raindrop.io の数値は、2026年11月3日に公式の料金ページ・課金FAQ・上限ページ・Pro の機能紹介ページ・AIアシスタントのヘルプで確認しました

価格と仕様は変わります。契約の前に、各社の公式ページで最新の内容をご確認ください。

無料とProの違いを近いサービスと並べる

サービス無料で使える範囲有料プラン日本語UIAI要約全文検索ハイライトエクスポート
Raindrop.ioブックマーク・コレクション・ハイライト・端末数がいずれも無制限。インポート/エクスポートも無料。ファイルのアップロードは月100MBまでPro 要確認(公式の料金ページが地域別の動的表示のため金額を取得できず。年払いは月払いより約20%安いと記載)◯有料有料◯◯
Instapaper保存件数は無制限。Web・iOS・Androidの同期、フォルダ整理、サードパーティ向けAPIまで無料。ノート(メモ)は月5件までPremium $5.99/月・$59.99/年(年払いは15%以上お得と公式表記。全文検索(アーカイブ含む)・パーマネントアーカイブ・PDFリーダー・ノート無制限・Kindle連携・AI音声と読み上げプレイリスト(モバイル)・最大3倍の速読・広告非表示。iOSのアプリ内課金は¥900/月・¥9,000/年)△×有料◯◯
Readwise Reader無料プランなし。30日間の無料トライアル(カード登録不要)のみReadwise Lite $5.59/月(年払い)(メール中心のプランでReaderは対象外)
Readwise Full $9.99/月(年払い)・$12.99/月(月払い)(Readerを含む。年払いは12か月分119.88ドルを一括請求。学生など学術関係者には50%割引(購読前にサポートへ連絡が必要))
×◯◯◯◯
SuperFlow保存・要約が累計10件。音声生成・動画処理・AIチャット機能・定着メモ生成が各累計3件(クレジットカード登録不要)Standard 1,980円/月(税込)(保存・要約 月100件)
Pro 4,980円/月(税込)(月500件。AIエージェント連携(CLI)はここから)
Max 9,800円/月(税込)(月1,500件)
◯◯△◯有料

確認日: 2026-09-10(各社の公式ページで確認。最新の料金は公式サイトを参照)

無料の範囲だけを見ると Raindrop.io が広く、読んだ内容を扱う機能は有料側に寄っているのが分かります。

日本語で使えるのか

日本語のコンテンツを保存して困ることはありません。日本語の記事もタグも問題なく扱えて、Stella も日本語で質問できることが公式ヘルプで確認できます。

画面の言語は切り替えて使えますが、どのプラットフォームが日本語の画面に対応しているかは、今回の確認では公式ヘルプの一覧に該当するページを見つけられませんでした。そのため、端末ごとの対応状況は要確認とします。

今回あらためて公式で確認できたのは、Stella が日本語を含む複数の言語に対応していることです。 スマートフォンのアプリまで日本語の画面で揃えたいなら、使う端末で実際の表示を確かめるのが確実です。

Proをやめたときに何が消えるのか

解約を考えるときに知っておきたい部分です。課金のFAQに、無料に戻ったときの挙動が書かれていました。

まず、解約しても請求期間の終わりまでは Pro のまま使えて、そのあと無料プランに戻ります。

ブックマーク・コレクション・タグ・ハイライトは残り、何も削除されません。 ここは明確に書かれています。

止まるのは次のものです。自動バックアップが停止し、ファイルのアップロードが月10GBから月100MBに戻り、全文検索が使えなくなります。

ただ、一つだけ消えるものがあります。ウェブアーカイブの複製は閲覧できなくなり、1か月ほど後に完全に削除されるとされています。

アーカイブを資料として使っているなら、解約の前に必要なものを取り出しておくことになります。

支払いが失敗したときは、1週間のうちに最大4回まで再試行され、すべて失敗すると無料プランに下がります。

読んだ内容を残したいなら別の道具になる

Raindrop.io で解けるのは、分類して探せる状態にするところまでです。

保存したものを読むかどうか決める作業は、無料のままだとタイトルとURLを見て判断することになります。保存した記事を読まないのは本人の怠慢ではなく、リストにタイトルと URL しか情報が無いことが原因だと思っています。

私が SuperFlow を作ったのは、そこを変えたかったからです。保存した時点で日本語の要約が付くので、開く前に中身の見当がつきます。

ただ、SuperFlow は無料だと保存と要約が累計10件までで、無制限に貯める使い方には向きません。分類して持っておくことが目的なら Raindrop.io のほうが合います。

Chrome拡張であとで読むやハイライトを残すアプリの記事も、保存した先で何をするかの違いで整理しています。

まとめ

  • ブックマーク・コレクション・タグ・共同編集者・同期する端末は、無料でも Pro でも無制限(公式の上限ページ、2026年11月3日確認)
  • ハイライトは無料で使えて、1ブックマークあたり100件まで
  • 無料で止まるのはファイルと検索。アップロードは無料で月100MB・1ファイル100MBまで、Pro は月10GB・1ファイル300MBまで
  • Pro で増えるのは、全文検索(PDF・EPUB・YouTubeの字幕を含む)、ウェブアーカイブ、AIアシスタント Stella(ベータ)、片付けの道具(リンク切れ・重複・リマインダー・注釈・自動バックアップ)の4つ
  • Pro の金額は公式の料金ページ・課金FAQ・機能紹介ページのいずれにも記載が無く要確認。返金は購入・更新から30日以内なら全額を依頼できる
  • 無料に戻してもブックマークとハイライトは残るが、ウェブアーカイブの複製は閲覧できなくなり1か月ほどで削除される

よくある質問

Raindrop.ioは無料でずっと使えますか

公式の料金ページは無料プランを「completely free to use indefinitely」と書いています。ブックマーク・コレクション・タグ・同期する端末は無料でも無制限です。止まるのはファイルのアップロード(月100MB)と全文検索、AIアシスタントです。数値は2026年11月3日時点の確認内容です。

Raindrop.ioのProはいくらですか

公式の料金ページ、課金のFAQ、Pro の機能紹介ページを2026年11月3日に確認しましたが、いずれにも金額の記載がありませんでした。月払いと年払いがあり、年払いが約20%安いという説明だけが置かれています。金額は要確認のため、料金ページを自分の環境で開いて確認してください。

Raindrop.ioは日本語で使えますか

日本語の記事やタグを保存して扱うことはできます。AIアシスタント Stella も、公式ヘルプが対応言語に日本語を挙げています。画面表示の言語については公式ヘルプに該当ページを見つけられなかったため要確認です。

Raindrop.ioのAIアシスタントは何ができますか

Stella は Pro 向けで、現在はベータです。保存した中から探す、内容を要約する、YouTube の字幕から動画を要約する、コレクションの整理を提案する、といった範囲です。整理の提案は承認してから適用されます。保存した直後は索引ができるまで数分かかります。

Proをやめるとデータは消えますか

ブックマーク・コレクション・タグ・ハイライトは残ります。止まるのは自動バックアップと全文検索で、アップロードは月100MBに戻ります。ウェブアーカイブの複製だけは閲覧できなくなり、1か月ほど後に完全に削除されるとされています。数値は2026年11月3日時点の確認内容です。

出典・確認日

Raindrop.io の料金・上限・機能は、次の公式ページで2026年11月3日に確認した内容に基づきます。最新の内容は公式ページでご確認ください。

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著者
梶谷 健人
株式会社POSTS 代表取締役 / SuperFlow 開発者

株式会社VASILYでのグロースハック担当、AR/VR領域の事業を手掛ける株式会社MESONの代表を経て、POSTSを創業。生成AIなどの先端テクノロジーを事業成長に結びつける戦略パートナーとして活動しています。著書に『生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方』(日経BP)、『いちばんやさしいグロースハックの教本』(インプレス)。

AI時代の情報過多を解消するためにSuperFlowを開発しました。

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