YouTubeの要約を無料でする4つの方法字幕の条件と無料枠の上限で比較
YouTubeの要約を無料でする方法を4つ比べます。NotebookLMは無料で1ノートブックに50ソースまで、Chrome拡張のYouTube Summaryは利用者200万人。ただしどれも字幕のテキストを読むため、字幕のない動画では止まります。

目次を見る
1時間の講演やインタビューを前にして、見るかどうかを決めたいだけなのに、お金をかけずに要約する方法が分からないことがあります。
私は普段、新規事業の立ち上げと成長の支援をしていて、リサーチのためにYouTubeの動画をかなりの数、自分で開発しているSuperFlowに保存しています。
ただ、無料の方法を探している人に先に伝えておきたいことがあります。
無料で使える要約ツールは、ほとんどが動画の字幕テキストを読んでいます。 NotebookLMの公式ヘルプは、対応するのは字幕のある公開動画だけで、取り込まれるのは動画のテキスト起こしだけだと明記しています。
では、どれを選べばいいのか。
字幕のある動画を1本ずつ要約したいなら、NotebookLMかChrome拡張で足ります。保存して後から読み返したいなら、要約が付いたまま残る道具のほうが向きます。
この記事では、無料でYouTubeを要約する4つの方法を、料金・無料枠の上限・字幕のない動画への対応で比べます。
情報の確認条件
比べる前に、何を含めて何を除いたかを書いておきます。
対象は「クレジットカードを登録せずに、その日から要約を出せる方法」に絞りました。
30日間の無料トライアルだけがあるサービスは、期限が切れると使えなくなるので外しています。YouTube向けの要約機能を持つReadwise Readerを表に入れていないのはこの理由です。
各ツールの数値は、公式ヘルプとChromeウェブストアの掲載内容を2026年10月30日に確認した範囲です。公式ページに書かれていない項目は「要確認」と書き、推測で埋めていません。
無料でYouTubeを要約する4つの方法
| 方法 | 料金 | 無料でできる範囲 | 字幕のない動画 | 日本語の画面 |
|---|---|---|---|---|
| NotebookLM(Gemini Notebook) | 無料 | ノートブック100件・1ノートブックに50ソース | 非対応(公式が字幕を必須と明記) | ◯ |
| Gemini | 無料(Googleアカウントでログイン) | 公式ページに上限の記載なし | 要確認 | ◯ |
| YouTube Summary with ChatGPT & Claude(Chrome拡張) | 無料(アプリ内課金あり) | 公式ページに上限の記載なし | 要確認 | 要確認 |
| SuperFlow(AI要約) | 無料 / Standard 月1,980円(税込) | 動画処理が累計3件・字幕なし処理が累計60分 | 対応(分数の上限あり) | ◯ |
確認日: 2026-10-30(各社の公式ページとChromeウェブストアの掲載で確認しました)
動画を1本ずつ要約したいなら
まず押さえておきたいのは、この3つが同じ方向を向いていないことです。ノートに資料として積むもの、チャットで聞くもの、動画ページの横に出すものに分かれます。
NotebookLM — 無料で1ノートブックに50ソースまで
GoogleのAIノートブックで、YouTubeのURLをソースとして置けます。
公式ヘルプによれば、無料のStandardではノートブックを100件、1つのノートブックに50ソースまで持てます。1ソースあたり50万語、アップロードするファイルは200MBまでが上限です。
ただ、制約もはっきり書かれています。
対応するのは公開動画だけで、字幕は投稿者がつけたものか自動生成のどちらかが必要です。取り込まれるのは字幕のテキストだけなので、画面に映った図表やスライドは読み取られません。
もう一つ、動画が後から削除されたり非公開になると、そのソースは30日以内にノートブックから消えます。
複数の動画と資料を並べて横断的に質問したいなら、この方法が向いていると思っています。逆に、1本の動画をその場でさっと要約したいだけなら、ノートブックを作る手間のほうが大きくなります。
Gemini — Googleアカウントだけで始められる
公式ヘルプは、GeminiがYouTubeの公開情報を使って、トピックに合う動画やチャンネルを探し、動画の内容を理解する手助けをすると書いています。例として載っているのは「トピックで動画を探してもらい、その結果の動画について要約を頼む」という流れです。
ただ、URLを貼って要約させる手順は公式ページに書かれていません。
日本語の解説記事では「リンクを貼るだけ」と説明されているものを見かけますが、公式に確認できたのは上の流れまででした。字幕の条件や動画の長さの上限も、公式ヘルプには載っていません。
使う条件のほうは明記されています。
Geminiアプリにログインし、アクティビティの保存をオンにしておく必要があります。Liveチャットと、Googleメッセージ内のGeminiでは使えません。
Chrome拡張 — 動画ページから離れない
GLASP INC が公開している「YouTube Summary with ChatGPT & Claude」は、Chromeウェブストアの掲載では無料の拡張機能で、アプリ内課金があります。利用者は200万人、最終更新は2026年10月17日(バージョン2.4.1)です。
掲載されている説明によれば、YouTube動画のほかにWeb記事とPDFも要約でき、要約にクリックできるタイムスタンプを付けられます。要約の長さやプロンプトも自分で変えられます。
ただ、字幕については「利用できる場合は動画の文字起こしにアクセスできる」という書き方で、字幕がないときどうなるかは掲載内容からは判断できませんでした。
動画ページを開いたまま要約を読めるので、見るか見ないかをその場で決めたいときに向きます。ただ、要約はブラウザの中で終わるので、後から探し直す前提の使い方には向きません。
同じGlaspの本体アプリにもYouTube要約があり、無料プランでは1日3件までです(2026年10月16日に公式ページで確認)。手順と上限はGlaspの使い方にまとめています。
保存して後から読み返すなら
無料の方法で要約を出せたとしても、次に困るのは「あの動画でこう言っていた」を後から引けないことです。チャットの履歴や拡張機能の画面は、動画の一覧として残らないからです。
開発者として書くと、SuperFlow(AI要約)はここを埋めるために作っています。
YouTubeのURLを保存すると日本語の要約が自動で付き、Web記事やPDF、Xのポストと同じ形式で一覧に並びます。字幕を取得できない動画は、音声と映像から処理する経路に進みます。
無料の範囲は累計の枠です。動画処理は累計3件、字幕なし処理の分数上限は累計60分で、毎月増える試用枠ではありません。
Standardは月額1,980円(税込)で、動画処理が月30件、字幕なし処理の分数上限が契約期間あたり120分になります。
毎日たくさんの動画を無料のまま処理したい人には向きません。その場合はNotebookLMのほうが枠が広いので、先にそちらを試すのがよいと思っています。
どの方法でも、字幕のない動画は止まりやすい
ここまでの4つのうち、字幕がなくても扱えると公式に確認できたのはSuperFlowだけでした。NotebookLMは公式ヘルプが字幕を必須と明記し、GeminiとChrome拡張は条件が公式ページに書かれていません。
理由は仕組みの側にあります。
字幕のテキストを読む方式は処理が軽いので、無料で出しやすい反面、字幕そのものが無い動画では入口で止まります。音声や映像から処理する方式は重く、無料枠は小さくなりがちです。
だから、要約したい動画に字幕があるかどうかを先に見ておくと、方法選びが短くなります。字幕の有無で挙動がどう変わるかは字幕なしYouTube動画を日本語で要約する方法にまとめています。
結局どの方法を選べばいいか
- 複数の動画と資料をまとめて扱いたい — NotebookLM。無料でノートブック100件、1ノートブックに50ソースまで置けます
- 1本の動画を見る前にその場で判断したい — Chrome拡張の YouTube Summary with ChatGPT & Claude。動画ページを離れずに要約が出ます
- ほかの調べものと同じチャットで続けたい — Gemini。ただしURLを貼る手順は公式ページに書かれていないので、思った動画を拾えるかは試して確かめることになります
- 要約を残して後から引きたい、字幕のない動画も扱いたい — SuperFlow。無料は動画処理が累計3件までなので、用途に近い動画を数本だけ試す使い方になります
まとめ
- 無料でYouTubeを要約する方法は、NotebookLM、Gemini、Chrome拡張、SuperFlowの4つを比べた
- NotebookLMの無料版はノートブック100件・1ノートブックに50ソース、1ソース50万語まで。対応は字幕のある公開動画だけで、取り込まれるのは字幕のテキストのみ
- 動画が削除・非公開になると、NotebookLMのソースは30日以内に消える
- Geminiは公式ヘルプに「動画の内容を理解する手助けをする」とあるが、URLを貼って要約する手順と字幕の条件は公式ページに書かれていない。ログインとアクティビティの保存が必要
- YouTube Summary with ChatGPT & Claude(GLASP INC)はChromeウェブストアで無料・アプリ内課金あり、利用者200万人、最終更新2026年10月17日
- 字幕がなくても扱えると公式に確認できたのはSuperFlowのみ。無料は動画処理が累計3件・字幕なし処理が累計60分
よくある質問
YouTubeの要約を完全に無料でできますか
できます。NotebookLMは無料でノートブック100件、1ノートブックに50ソースまで使えます。Chrome拡張のYouTube Summary with ChatGPT & ClaudeもChromeウェブストアの掲載では無料です。ただしどちらも字幕を読む方式なので、字幕のない動画では要約を出せないことがあります。数値は2026年10月30日時点の確認内容です。
字幕がない動画は無料で要約できますか
今回比べた4つのうち、字幕がなくても扱えると公式に確認できたのはSuperFlowだけでした。無料の範囲では字幕なし処理が累計60分までです。NotebookLMは公式ヘルプが字幕を必須と明記しています。数値は2026年10月30日時点の確認内容です。
NotebookLMの無料版は何件まで動画を入れられますか
1つのノートブックに50ソースまでで、ノートブックは100件まで持てます。ソースは動画だけでなくPDFやWebページも同じ枠を使います。有料のPlusは1ノートブックに100ソース、Proは300ソースです。数値は2026年10月30日時点の確認内容です。
GeminiにYouTubeのURLを貼れば要約してくれますか
公式ヘルプに書かれているのは、トピックで動画を探してもらい、その動画について質問する流れまでです。URLを貼って要約させる手順は公式ページに見つかりませんでした。使うにはGeminiアプリへのログインとアクティビティの保存が必要で、LiveチャットとGoogleメッセージ内のGeminiでは使えません。
要約した内容を後から探せるようにするには
要約が動画の一覧として残る道具を使うことになります。チャットやブラウザの拡張機能で出した要約は、その場で読んで終わる形が多いからです。SuperFlow(AI要約)は保存した動画に日本語の要約が付いたまま一覧に並びますが、無料の動画処理は累計3件までです。
出典・確認日
- NotebookLMの対応ソースとYouTubeの条件: Add or discover new sources for your notebook(2026年10月30日に確認)
- NotebookLMのプラン別上限: NotebookLM usage limits(2026年10月30日に確認)
- GeminiとYouTube: Use Gemini with YouTube(2026年10月30日に確認)
- Chrome拡張の料金と更新日: YouTube Summary with ChatGPT & Claude(2026年10月30日に確認)
- SuperFlowの料金と枠: 料金・プランのFAQ・使い方ガイド(2026年10月8日に確認)
各社の仕様は変わることがあります。ここに書いたのは、SuperFlowが上の公式ページで確認した範囲の情報です。
最新の内容は各公式ページでご確認ください。
保存するだけで、AIが日本語で要約
記事・X・YouTube・PDFを保存すると、AIが要約を自動で作るサービスです。まずは無料で試せます。
株式会社VASILYでのグロースハック担当、AR/VR領域の事業を手掛ける株式会社MESONの代表を経て、POSTSを創業。生成AIなどの先端テクノロジーを事業成長に結びつける戦略パートナーとして活動しています。著書に『生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方』(日経BP)、『いちばんやさしいグロースハックの教本』(インプレス)。
AI時代の情報過多を解消するためにSuperFlowを開発しました。


