Omnivore終了後の代替サービス7選|ニュースレター転送とハイライトで比較【2026年】

Omnivore からの移行先は、何を優先するかで3つに割れます。ニュースレターのメール転送を最重要にするなら Readwise Reader(年払いで月額 $9.99 の Full プラン)、無料で始めて全文検索だけ後から買うなら Instapaper(Premium 月額 $5.99)、AGPL-3.0 のコードを自分のサーバーで動かし続けるならセルフホスト版 Omnivore そのものです。価格と仕様はすべて2026年9月10日に各社の公式ページとリポジトリで確認しました。
最初に、多くの記事が書いていない事実を1つ。Omnivore の GitHub リポジトリは2026年9月現在も更新が続いています。クラウド版が止まったあとも保守が続いており、直近のコミットは2026年9月9日です(GitHub API で2026年9月10日に確認)。「Omnivore は死んだ」は半分だけ正しく、正確には「ホスティングされたサービスが終わり、セルフホスト専用のOSSとして生き残っている」が現状です。
この記事は「移行先をどう選ぶか」を扱います。日本語で使えるあとで読むアプリ全般を広く見たい場合は Pocket終了後の代替サービス比較、保存したまま読まない状態そのものを何とかしたい場合は ためた記事を読み切るための考え方 が近い内容です。
Omnivoreに何が起きたか
時系列は次の通りです。
- 2024年10月29日: ElevenLabs が公式ブログ「Omnivore joins ElevenLabs」を公開。Omnivore の共同創業者 Jackson Harper と Hongbo Wu を含むチームが ElevenLabs に加わったと発表しました。同記事には「we have ensured that Omnivore's open-source codebase will remain publicly available to all developers」(Omnivore のオープンソースのコードベースは、すべての開発者に公開されたままにすることを保証した)と書かれています。
- 2024年11月: Omnivore のクラウド版(omnivore.app)が停止。GitHub リポジトリの README には「Omnivore is now a completely Self-Hosted application. The Cloud application was deprecated in November of 2024.」と記載されています。
- 2026年9月現在: リポジトリ omnivore-app/omnivore は AGPL-3.0 ライセンスで公開が続き、アーカイブもされていません。2025年9月24日から2026年9月9日までの約1年間で51件のコミットがあります(2026年9月10日に GitHub API で確認)。
つまり、プロダクトの買収ではなくチームの採用(アクハイヤー)でした。テキスト読み上げの会社である ElevenLabs に、あとで読むアプリを続ける理由はありません。コードだけが残り、運営者がいなくなった形です。
なお、クラウド版の正確な停止日とデータ削除日は、公式情報では確認できませんでした。README は「2024年11月」としか書いておらず、ElevenLabs のブログにも日付がありません。二次情報では11月15日や11月30日といった日付が挙がっていますが、裏取りできなかったため「2024年11月」までしか書きません。
まだ「Omnivoreの代替」記事の多くが古い理由
Omnivore の代替を日本語で検索すると、いまだに Pocket を筆頭に挙げる記事が上位に残っています。これは2024年末に書かれた記事がそのまま放置されているためです。
しかし Pocket も終わっています。Mozilla は2025年5月22日に終了を発表し、TechCrunch の報道によれば「it's shutting down Pocket, a read-it-later app it acquired in 2017, on July 8」、つまり2025年7月8日にサービスを停止しました。その後はエクスポート専用モードとなり、当初のエクスポート期限は2025年10月8日でしたが、Mozilla は期限を2度延長し、最終的に2025年11月12日で終了して全データを削除しました(詳細はPocketの代替サービスの記事)。
結果として、2024年末に書かれた「Omnivore の代わりに Pocket へ」という記事は、2026年に読むと二重に外れた案内になります。移行先を探すときは、その記事の更新日を先に見るのが最も手早い防衛策です。
Omnivoreユーザーが手放したくない4つの機能
Omnivore の README に並ぶ機能のうち、代替を探すときに効いてくるのは次の4つです。
1. ニュースレターのメール転送受信
Omnivore の README には「Add newsletter articles via email (with substack support!)」と書かれています。ニュースレターはメール本文それ自体が本体で、URL を保存するタイプのツールでは扱えません。ここが移行先選びで最も候補を絞る条件です。
2. ハイライトとメモ
Omnivore はハイライトを Markdown で書き出す設計で(後述のエクスポート構造を参照)、Obsidian や Logseq のプラグインとつながっていました。移行先でも、構造化されたデータとして取り出せるかどうかが効きます。
3. 全文検索
多くのサービスはタイトルとURLの検索を無料で提供し、本文の全文検索は有料プランに置いています。料金比較の実質的な分かれ目です。
4. データ主権
Pocket も Omnivore も、運営会社の都合で消えました。次に選ぶものが5年後も動いている保証はありません。「いつでも全件を持ち出せるか」「自分のサーバーで動かせるか」が判断軸になります。
比較の条件
確認日: 2026年9月10日。価格・機能はこの日に各社の公式サイト・公式ドキュメント・公開リポジトリで確認したものです。
含めたもの: 2026年9月10日時点でサービスが提供されており、記事の保存とあとで読む用途に使えるもの。SaaS 5つ、セルフホスト1つ、そして開発者として仕様を保証できる SuperFlow の計7つです。
除外したもの: すでに終了したサービス(Pocket、Omnivore のクラウド版)。ブックマーク管理に寄りすぎて読む機能が薄いもの。日本から契約できないもの。
価格の表記: 各社の公式表示のまま、通貨も変えずに書いています。税や為替は含みません。
限界: 公式ページが JavaScript で価格を描画しているなどの理由で確認できなかった項目は、推測で埋めず「要確認」と書いています。最新の状況は必ず各社の公式サイトでご確認ください。
2026年に使える代替サービスの機能比較表
| サービス | 提供状況 | 無料で使える範囲 | 有料プラン | ニュースレターのメール転送 |
|---|---|---|---|---|
| Instapaper | 提供中 | 保存件数は無制限。複数デバイス同期・フォルダ・API。ノート(メモ)は月5件まで | Premium $5.99/月・$59.99/年(全文検索・パーマネントアーカイブ・PDFリーダー・ノート無制限・Kindle連携・音声読み上げ・速読・広告非表示) | ◯ |
| Readwise Reader | 提供中 | 無料プランなし。30日間の無料トライアル(カード登録不要)のみ | Readwise Lite $5.59/月(年払い)(メール中心のプランでReaderは対象外) Readwise Full $9.99/月(年払い)・$12.99/月(月払い)(Readerを含む。学生など学術関係者には50%割引) | ◯ |
| Matter | 提供中 | 保存は無制限。基本の保存・閲覧は無料で使い続けられる | Premium $7.99/月・$59.99/年(App Storeのアプリ内課金の表示。旧世代の商品が併存しており現行価格は要確認。公式サイトに価格の記載なし) | 有料 |
| Raindrop.io | 提供中 | ブックマーク・コレクション・ハイライト・端末数がいずれも無制限。インポート/エクスポートも無料。ファイルのアップロードは月100MBまで | Pro 要確認(公式の料金ページが地域別の動的表示のため金額を取得できず。年払いは月払いより約20%安いと記載) | × |
| Slax Reader | 提供中 | 記事の保存・スナップショット・ハイライトとコメント・全文検索・端末間同期が無制限。AI機能は料金表ではProのみ(比較ページと記載が食い違う) | Pro Reader $5.99/月 | 要確認 |
| Omnivore(セルフホスト) | セルフホストのみ(2024年11月にクラウド版が終了。AGPL-3.0のOSSとして保守が続く) | 無料(サーバー費用は自己負担) | — | ◯ |
| SuperFlow | 提供中 | 保存・要約が累計10件。音声生成・動画処理・AIチャット機能・定着メモ生成が各累計3件(クレジットカード登録不要) | Standard 1,980円/月(税込)(保存・要約 月100件) Pro 4,980円/月(税込)(月500件。AIエージェント連携(CLI)はここから) Max 9,800円/月(税込)(月1,500件) | ◯ |
確認日: 2026-09-10(各社の公式ページで確認。最新の料金は公式サイトを参照)
| サービス | ハイライト | メモ | 全文検索 | エクスポート | オープンソース | セルフホスト | 日本語UI |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Instapaper | ◯ | ◯ | 有料 | ◯ | × | × | △ |
| Readwise Reader | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × | × |
| Matter | ◯ | 有料 | ◯ | 要確認 | × | × | × |
| Raindrop.io | ◯ | 有料 | 有料 | ◯ | × | × | ◯ |
| Slax Reader | ◯ | ◯ | ◯ | 要確認 | ◯ | 要確認 | 要確認 |
| Omnivore(セルフホスト) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 要確認 |
| SuperFlow | ◯ | ◯ | ◯ | 有料 | × | × | ◯ |
確認日: 2026-09-10(各社の公式ページで確認。最新の料金は公式サイトを参照)
以下、それぞれの補足です。
Instapaper — 無料でも保存件数は無制限です。Premium で解放されるのは、全文検索・パーマネントアーカイブ・PDF・無制限のノート・Kindle 連携・AI音声とテキスト読み上げ・速読・広告非表示です(公式の Premium ページで確認)。メールで保存する専用アドレスは公式ドキュメント(instapaper.com/docs/save/email)にありますが、そのページの本文を取得できなかったため、無料プランでの可否や上限は要確認です。日本語UIは iOS アプリだけが対応しています(App Store の対応言語に日本語が入っています)。Web 版は英語のままなので、表では「△」としています。
Readwise Reader — ニュースレター運用に最も寄せた設計です。公式ドキュメントによれば、単発で読みたいものは library、自動転送や購読は feed のアドレスに振り分けます。対応形式は記事・PDF・EPUB・ニュースレター・RSS・YouTube・X のスレッド。エクスポートは「You can download every document as a CSV, your feeds as an OPML, your uploaded files as a zip」と明記されています。価格は Readwise 全体のプランで、Reader 単体プランの記載はありません。
Matter — 無料でも保存は無制限で、全文検索も無料の機能に含まれます(App Store の説明文で2026年9月10日に確認)。Premium で付くのは HD のテキスト読み上げ・AI Co-Reader・ニュースレター同期と購読・RSS・無制限のハイライトとノート・Send to Kindle です。価格は App Store の表示を採用しました。公式サイト(getmatter.com)には価格の記載がなく、直販価格が App Store と同じかは確認できていません。App Store のアプリ内課金一覧には旧世代の商品も併記されているため、現行の請求額はアプリ内で確認してください。
Raindrop.io — 無料で無制限のブックマーク・コレクション・デバイスが使えます。Pro で全文検索(PDF・EPUB・YouTube の字幕まで対象)、ウェブアーカイブ(永久コピー)、AIアシスタント、注釈、リンク切れと重複の検出、アップロード枠10GB/月(無料は100MB/月)、自動バックアップが付きます。ニュースレターのメール転送受信は公式ヘルプに機能として記載がなく、フォーラムでは要望として登録されている段階です。Omnivore のメール運用をそのまま引き継ぐ用途には向きません。
Slax Reader — リポジトリは Apache-2.0 で公開され、README には「To deploy the Slax Reader web version on your own server, please refer to the following two repositories」とセルフホストの案内があります。一方で同社の比較ページではセルフホストを「roadmap」と表記しており、記載に食い違いがあります。無料プランでの AI 要約の扱いにも、料金表と比較ページで差がありました。条件は自分で確かめてから移してください。
Omnivore(セルフホスト)と SuperFlow(AI要約) — それぞれ次の節と、その次の節で詳しく書きます。SuperFlow はこのサイトを運営している日本語のAIインプットサービスなので、開発者として不得意な点も含めて書きます。
セルフホストを続けるか、SaaSに戻るか
Omnivore を自分で動かす選択は、2026年9月時点では見た目より現実的です。
- リポジトリはアーカイブされておらず、
self-hosting/GUIDE.mdにセルフホスト手順が用意されています - 直近1年で51件のコミットがあり、2026年9月8日から9日にかけては IMAP パーサー(ニュースレターの受信に使われる部分)のタイムアウトとリトライの修正が入っています
- README に並ぶ機能は、ハイライト・メモ・検索・共有、メール経由のニュースレター取り込み(Substack 対応)、PDF、iOS と Android のネイティブアプリ、Chrome・Safari・Firefox・Edge の拡張、ラベル、オフライン対応、テキスト読み上げ(iOS のみ)、RSS クライアントです
一方で、次のことを引き受ける覚悟が要ります。サーバーの費用と運用。データベースのバックアップ。依存パッケージの脆弱性対応。iOS アプリはビルドして自分で入れる必要があること。そして、保守しているのは有志であり、SLA も保証もないこと。
判断の目安はシンプルです。Docker Compose を自分で起動して、落ちたときにログを読む気があるかどうか。あるなら Omnivore を続けるのが、機能面では最も損の少ない選択です。ないなら SaaS に戻したほうが結果的に読む時間が増えます。
セルフホストを続けたいがコードの新しさを重視したい場合は、Wallabag(あとで読む専用で成熟している)や Karakeep(Docker で動き、ローカルの Ollama で自動タグ付けができる)も候補になります。どちらも Omnivore とは別系統のプロジェクトで、記事の保存と検索という核は満たします。
ニュースレター転送を軸に選ぶならどれか
4つの機能のうち、実装しているサービスが最も少ないのがメール転送受信です。ここを条件にすると候補は一気に絞れます。
専用アドレスを購読先に直接登録したい — Readwise Reader です。@feed.readwise.io を購読フォームに入れれば、受信箱を経由せずに届きます。Gmail からの自動転送でも、確認リンクを Reader 側が自動で処理します。
手持ちのニュースレターを転送するだけでよい — Instapaper、Matter、SuperFlow のいずれでも足ります。Matter はニュースレター同期が Premium 側にあるため、無料で試すなら Instapaper か SuperFlow です。
日本語の要約まで欲しい — ここが SuperFlow を作った理由です。開発者として仕様を書くと、メール転送機能はアカウント画面で有効にすると専用の転送先アドレスが発行され、件名がタイトル、本文が中身として保存されます。保存されたものは他のアイテムと同じく AI 要約が付き、英語のニュースレターも日本語の要約になります。差出人は最大3件まで登録でき、登録した差出人からの転送だけを受け付けます(SPF・DKIM・DMARC の検証も行い、なりすましを弾きます)。この機能は全プランで使えます(Free プランを含む)。
同じ軸で、SuperFlow の弱点も書きます。
- 添付ファイルは無視されます。本文だけが保存対象で、PDF が添付されたニュースレターは本文しか残りません。インライン画像も同様です
- 同じメールを2回転送すると2件として保存され、保存枠を2回消費します。転送のたびに新しい Message-ID が振られるため、意味的な重複排除は行っていません
- 保存枠は Free が累計10件、Standard(月1,980円)が月100件、Pro(月4,980円)が月500件、Max(月9,800円)が月1,500件です。転送メールもこの枠を消費します
- Omnivore 形式のインポート機能はありません。CSV や zip の一括取り込みも用意していません。移行は URL を1件ずつ保存する形になります
- オープンソースではなく、セルフホストもできません。データ主権を最優先するなら、この記事の候補では Omnivore のセルフホストか Slax Reader を選ぶべきです
- データの持ち出しは CLI の
superflow exportで全件を Markdown として書き出せますが、この CLI は Pro 以上のプランの機能です
対応しているのは Web 記事・X のポスト・YouTube 動画・PDF・転送メールで、RSS の購読には対応していません。料金と枠の詳細は 料金・プランのFAQ にまとめています。
Omnivoreのエクスポートデータの持ち出し方と、各サービスへの取り込み
Omnivore のエクスポートは zip 形式で、中身の構造はリポジトリの packages/api/src/jobs/export.ts を読むと確定できます(2026年9月10日にソースコードで確認)。
export.zip
├── metadata_0_to_N.json ← アイテムの一覧(複数ファイルに分割される)
├── content/
│ └── {slug}.html ← 本文(PDFの場合は {slug}.pdf)
└── highlights/
└── {slug}.md ← ハイライトを Markdown 化したもの
metadata_*.json の各要素には、id slug title description author url state readingProgress thumbnail labels savedAt updatedAt publishedAt が入っています。url に元記事のURLがそのまま入っているのが移行では最も重要です。
各サービスへの取り込み
Readwise Reader — 公式のインポート案内に Omnivore の項目はありませんが、URL 列を持つ CSV の一括インポートに対応しています(任意で Title 列を追加できます)。metadata_*.json から url と title を取り出して CSV にすれば、そのまま流し込めます。公式に対応しているインポート元は Instapaper・Matter・Raindrop.io・CSV の4つです。
Raindrop.io — インポート・エクスポート機能を備えており、URL の一覧からの取り込みが可能です。ハイライトは引き継げないため、highlights/ の Markdown は Obsidian などのメモアプリ側に置くのが現実的です。
Instapaper・Matter — 公式に Omnivore からのインポート経路はありません。URL を手で追加するか、各サービスの一括追加機能を使うことになります。
SuperFlow(AI要約) — 前述のとおり一括インポートはありません。CLI が使えるプラン(Pro 以上)なら superflow save <URL> を URL の数だけ繰り返す形になります。ただし保存はプランの枠を消費するため、数百件を一度に流すのは現実的ではありません。本当に読み返したいものを数十件選ぶ使い方を想定しています。
セルフホスト版 Omnivore — 同じ実装なので、エクスポートした zip をそのまま取り込めるのが最大の利点です。ハイライトも読書位置も失われません。
なお、Omnivore のクラウド版は2024年11月に停止しているため、いまから新しくエクスポートを作ることはできません。手元に zip が残っていない場合、クラウド側のデータは取り戻せません。この記事の移行手順は、当時エクスポートを取っておいた人か、セルフホスト版を動かしている人が対象です。
確認できなかったこと
推測で埋めないために、この記事で「要確認」とした項目をまとめます。
- Omnivore のクラウド版の正確な停止日とデータ削除日(公式は「2024年11月」までしか記載していない)
- Instapaper のメール保存アドレスが無料プランで使えるか、および回数上限
- Matter の直販価格(公式サイトに価格の記載がなく、App Store 表示価格を採用)
- Matter のエクスポート機能の有無と詳細(公式サイト・App Store のいずれにも記載を見つけられず)
- Slax Reader のニュースレターのメール転送受信の可否(公式サイトに記載を見つけられず)
- Raindrop.io Pro の具体的な価格(公式ページが動的表示のため数値を取得できず。年払いで約20%引きという記載のみ)
- Slax Reader のセルフホストの可否(README と公式比較ページで記載が食い違う)、無料プランでの AI 要約の可否、日本語UIの有無、エクスポート形式
- セルフホスト版 Omnivore の日本語UIの対応範囲
まとめ
- Omnivore のクラウド版は2024年11月に終了。ElevenLabs が2024年10月29日にチームの参画を発表したアクハイヤーで、プロダクトは引き継がれなかった
- ただし GitHub リポジトリは AGPL-3.0 で公開が続き、2025年9月24日から2026年9月9日までに51件のコミットがある。セルフホストは2026年でも現実的な選択肢
- 「Omnivore の代替に Pocket」と書いている記事は古い。Pocket は2025年7月8日に停止し、2025年11月12日にエクスポート期限も過ぎてデータは削除済み
- ニュースレターのメール転送を最優先するなら Readwise Reader(Full $9.99・月、年払い)。専用アドレスが library と feed の2種類あり、購読先に直接登録できる
- 無料で始めたいなら Instapaper。保存は無制限で、全文検索が必要になったら Premium($5.99・月)に上げる形。なお Raindrop.io にはメール転送受信がなく、Omnivore のメール運用を引き継ぐ用途では外れる
- 日本語の要約まで欲しい場合は SuperFlow(AI要約)。メール転送は Free を含む全プランで使えるが、Omnivore 形式のインポートはなく、OSS でもセルフホストもできない
- Omnivore のエクスポート zip は
metadata_*.jsonにurlを持つ。ここから URL 列付きの CSV を作れば Readwise Reader に一括で取り込める
よくある質問
Omnivoreはいつ終了しましたか?
クラウド版は2024年11月に終了しました。公式リポジトリの README に「The Cloud application was deprecated in November of 2024.」と記載されています。正確な日付は公式には示されていません。数値は2026年9月時点の確認内容です。
Omnivoreは今でも使えますか?
自分のサーバーで動かすセルフホスト版なら使えます。リポジトリは AGPL-3.0 で公開が続いており、2026年9月9日にもコミットがあります。ホスティングされた公式サービスは復活していません。数値は2026年9月時点の確認内容です。
Omnivoreの代替でニュースレターのメール転送に対応しているのはどれですか?
Readwise Reader、Instapaper、Matter(Premium)、セルフホスト版 Omnivore、SuperFlow(AI要約)が対応しています。Raindrop.io は公式ヘルプに記載がなく、機能要望の段階です。数値は2026年9月時点の確認内容です。
Omnivoreのエクスポートデータは他のサービスに取り込めますか?
metadata_*.json に各アイテムの url が入っているため、URL 列を持つ CSV に変換すれば Readwise Reader へ一括インポートできます。ハイライトは highlights/{slug}.md として別に取り出せます。数値は2026年9月時点の確認内容です。
Pocketに移行すればよいのではないですか?
Pocket も終了しています。Mozilla は2025年7月8日にサービスを停止し、延長後の最終期限だった2025年11月12日でエクスポートも終了してデータを削除しました。2024年末に書かれた記事が Pocket を勧めている場合は、その記事自体が古くなっています。数値は2026年9月時点の確認内容です。
AIインプットサービスのSuperFlowは、Freeプランならクレジットカードの登録なしですぐに使えます。
SuperFlowをはじめるAIインプットサービスのSuperFlowを開発しています。読んだものが手元に残らない状態をなくしたくて作りました。


