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読書メモアプリ6選紙の本とWeb記事でメモの残し方を比べる

紙の本のメモを残すブクログ・読書メーター・Bookmory・読書管理ビブリア・積読ハウマッチと、Web記事とPDFを扱うSuperFlowの6つを、無料で使える範囲・有料プラン・メモとハイライト・書き出しの4軸で比較しました。

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読んだ本の内容を忘れたくなくてメモを取り始めたものの、そのメモを後から見返した記憶がない。読書メモのアプリを探している人は、たいていこのあたりで迷っているように思います。

私は新規事業の支援の仕事がら、本も記事も毎日かなりの量を読んでいて、読んだものの置き場には長く悩んできました。いまはWeb記事とPDFを自分で開発しているSuperFlow(AI要約)に保存し、紙の本の記録は別のアプリに任せています。

ただ、アプリを選ぶ前に決めておくことが一つあります。

読書メモのアプリは、紙の本向けとWeb記事・PDF向けで分かれています。 紙の本の記録に強いアプリは、URLを登録する場所を持っていません。

では、何を基準に選べばいいのか。

読んだ量と感想を残すなら、ブクログか読書メーター。読んだ時間とノートまで残すなら、Bookmoryか読書管理ビブリアです。

Web記事やPDFのメモを仕事に使いたいなら、AI要約とハイライトを持つSuperFlowのようなサービスになります。

この記事では、無料で使える範囲、有料プラン、メモとハイライト、書き出しの4つの軸で6つを比べます。そのうえで、読書メモのアプリ紹介ではあまり触れられない「書いたメモを後から探せるか」を見ます。

Web記事に線を引いて残す方法はWebのハイライト管理アプリ、KindleのハイライトはKindleのハイライトを書き出す方法、論文やPDFは論文PDFの管理アプリにまとめています。

読書メモが見返されないのは「書く」側ではなく「探す」側の問題

メモを書くところまでは、どのアプリでもできます。

では、なぜ見返さないのか。理由は、書いたメモの置かれ方にあります。

多くの読書記録アプリでは、メモは1件ずつ、登録した本にぶら下がる形で保存されます。

本を思い出せれば辿れますが、「あの考え方をどこで読んだか」からは辿れません。

私は、保存したものを見返せないのは本人の怠慢ではなく、一覧に目印しか情報が無いことが原因だと思っています。読書メモでも同じで、本の題名の下に沈んだメモは、題名を覚えていないと出てきません。

もう一つ、メモを別の場所に持ち出せるかという問題があります。

読書メモは何年も積み重なる記録なので、アプリを変えるときに持ち出せるかどうかで、書く気も変わります。ところが、この書き出しの有無は、公式の掲載にはっきり書かれていないことが多いです。

だから、アプリを選ぶときは「書きやすさ」だけでなく、探せるか、持ち出せるかの2点を一緒に見てください。

比較の条件

比べる前に、何を含めて何を除いたかを書いておきます。

  • 含めたもの: 日本語の画面で読書メモを残せるサービスのうち、公式サイトかApp Storeの掲載で機能を確認できたもの。紙の本向けを5つと、Web記事・PDF向けとしてSuperFlowを1つ
  • 除外したもの: 公式の掲載で料金や機能を確認できなかったアプリ。読書メモの機能を持たない書籍の販売・電子書籍の閲覧サービス
  • やっていないこと: 各アプリを実際に入れて使い比べてはいません。説明は公式サイトとApp Storeの掲載どおりで、SuperFlowだけは開発している立場から仕様を直接確認しています
  • 「要確認」の意味: 公式の情報で確認できず、推測で埋めるべきでないと判断した項目です。料金が書かれていないアプリは、ここに入ります

SuperFlowは自社のサービスなので、できないことも含めて、ほかと同じ軸で扱っています。

サービス無料で使える範囲有料プランメモハイライトWebiOSAndroidエクスポート
ブクログ本棚登録・読書状況の設定・読書メモ・読書グラフ・読書目標・感想レビュー・新刊情報まで無料ブクログプレミアム 480円/月・4,600円/年(月383円相当)(本棚のフォルダ作成・並べ替え・絞り込み検索・広告非表示など)◯×◯◯◯要確認
読書メーター読んだ本の記録・ページ数と冊数のグラフ・感想レビューの共有・読書イベントまで無料有料プラン 要確認(公式トップページに記載なし)◯×◯◯◯要確認
Bookmoryバーコードでの本の追加・コレクション/シリーズ/タグ・読書タイマー・ページ数記録・1日と年間の目標・ストリーク・ノートとハイライト・統計とカレンダーまで無料。テキスト抽出(OCR)も使えるが、無制限の利用はプレミアムプレミアム 380円/月・3,400円/年(広告削除・複数デバイス自動同期・すべての統計・すべてのテーマ・無制限のテキスト抽出(OCR))◯◯×◯◯◯
読書管理ビブリア本の登録・バーコード読み取り・メモと感想の個別記録・読書データの確認・iCloud同期・DropboxへのバックアップとCSVの生成まで無料ビブリアクラブ 780円(App Storeのアプリ内課金に表示される価格。月額か年額かの期間と、解放される機能の一覧は公式の掲載に記載がなく要確認)◯××◯×△
積読ハウマッチ積んでいる本の総額の可視化・楽天ブックスとAmazonの新品書籍検索・バーコード読み取り・読書メモ・ユーザーと書籍のランキング・積読金額の偏差値料金プラン 要確認(公式ページに料金の記載なし)◯×◯××要確認
SuperFlow保存・要約が累計10件。音声生成・動画処理・AIチャット機能・定着メモ生成が各累計3件(クレジットカード登録不要)Standard 1,980円/月(税込)(保存・要約 月100件)
Pro 4,980円/月(税込)(月500件。AIエージェント連携(CLI)はここから)
Max 9,800円/月(税込)(月1,500件)
◯◯◯◯×有料

確認日: 2026-09-10(各社の公式ページで確認。最新の料金は公式サイトを参照)

紙の本の読書メモに向く5つのアプリ

紙の本を読んだ記録とメモを残すなら、この5つが候補になります。

無料で使える範囲が広いのは、ブクログと読書メーターです。読んだ時間や線を引いた箇所まで残したいなら、BookmoryかビブリアのようなアプリのほうがAndroidやiPhoneの操作に向いています。

ブクログ

ブクログは、Webとスマートフォンアプリの両方から使える読書管理のサービスです。

読書状況の設定、読書メモ、読書グラフ、読書目標、感想レビューまでが無料の範囲に入ります。読んだ記録を公開して、ほかの読者の感想を読む使い方もできます。

有料のブクログプレミアムは、登録した本の並べ替えや絞り込み検索、広告の非表示などをまとめたプランです。メモを書くこと自体に課金は要りません。

一方で、ブクログは書誌情報が前提のサービスなので、URLを登録する場所がありません。Web記事のメモをここに入れることはできません。

読書メーター

読書メーターは、読んだ記録とページ数・件数のグラフ化を中心にしたサービスです。

感想レビューの共有や読書イベントがあり、ほかの読者とのやり取りが活発です。読んだ量が数字とグラフで出るので、続けることの支えになります。

ただ、有料プランについては公式のトップページに記載がなく、ここでは「要確認」としました。課金の前提で選ぶ場合は、アプリ内の表示を確かめてください。

Bookmory

Bookmoryは、読書タイマーとストリークで読む習慣を作るタイプのアプリです。

メモの作り方が、ほかの4つとは少し違います。

App Storeの掲載では、下線・ハイライト・写真添付に対応した編集画面で読書ノートを作れると説明されていて、写真から文字を抽出するOCRも使えます。紙の本の一節を写真に撮って、文字として残せるということです。

書き出しについても、記録をテキスト・Markdown・Excel・CSVのファイルに出せると掲載されています。

この記事で比べた紙の本向けのアプリの中で、書き出しの形式が公式に明示されているのはBookmoryだけでした。2026年10月31日にApp Storeの掲載で確認した内容です。

プレミアムは月額380円・年額3,400円で、広告の削除、複数の端末の自動同期、すべての統計とテーマ、無制限のOCRが含まれます。

読書管理ビブリア

ビブリアは、iPhone専用の読書管理アプリです。iOS 17.0以降が必要で、公式の掲載にiPadやMacへの対応は書かれていません。

バーコードの読み取り、読みたい本の登録、メモと感想の個別の記録、iCloudでの同期までが無料で使えます。メモと感想を分けて残せるので、引用と自分の考えを混ぜたくない人に向きます。

DropboxへのバックアップでCSVが生成されるため、書いた記録を手元に持ち出す道もあります。有料の「ビブリアクラブ」はApp Storeのアプリ内課金に780円と表示されますが、期間と解放される機能の一覧は公式の掲載に記載がなく、要確認です。

積読ハウマッチ

積読ハウマッチは、読んでいない本の総額を金額で見せるWebサービスです。

読書メモの機能はありますが、主眼は「いくら積んでいるか」を突きつけることにあります。買う手を止めたい人には効きます。

料金は公式ページに記載がないため「要確認」としました。iPhoneやAndroidのアプリはなく、Webから使います。

Web記事とPDFのメモは、別の道具になる

ここまでの5つは、どれも書誌情報が前提です。読んだものがWeb記事やPDFだと、登録する場所がありません。

では、Web記事のメモはどこに書くか。選択肢は、保存した時点で中身まで取り込むタイプのサービスです。

SuperFlowは、Web記事・Xのポスト・YouTube動画・PDF・転送したメールを保存すると、日本語のAI要約を自動で作ります。開発元として、仕様に基づいて説明します。

要約や原文の気になった箇所にハイライトを引き、メモを添えられます。残したものは「ハイライト&メモ」タブにまとまります。

探すときは、検索バーからタイトル・AI要約・タグ・ハイライトを横断して検索します。本の題名を覚えていなくても、内容に出てくる言葉で辿れるのが、書誌情報が前提のアプリとの一番の違いです。

ただし、探す対象は要約やハイライトに含まれる言葉で、原文をそのまま全文検索するわけではありません。

料金は、Freeが0円で保存・要約が累計10件、Standardが月額1,980円で月100件です。Proは月額4,980円で月500件、Maxは月額9,800円で月1,500件です(いずれも税込・2026年10月8日時点)。

書き出しはMarkdownで、有料プランの機能です。

苦手なことも3つあります。まず、紙の本は扱えません。

書誌情報を登録する仕組みがないので、紙の本の記録はブクログやビブリアのほうが向いています。

件数に上限があるので、気軽に何でも入れる使い方にも向きません。Androidアプリもありません。

私は、AI要約は読む代わりではなく、時間を使う価値があるかを見定めるための下読みだと思っています。読書メモも同じで、残すこと自体が目的になると続きません。

プランの詳細はよくある質問、保存の手順は使い方ガイドにあります。

メモを後から探せるか、書き出せるか

読書メモのアプリ紹介で抜けやすいのが、この2点です。比べた6つを、この軸だけで並べると次のようになります。

サービス メモの探し方 手元への書き出し
ブクログ 登録した本から辿る。絞り込み検索はプレミアム 公式の掲載に記載なし(要確認)
読書メーター 登録した本から辿る 公式の掲載に記載なし(要確認)
Bookmory 登録した本から辿る。コレクション・シリーズ・タグで分けられる テキスト・Markdown・Excel・CSV
読書管理ビブリア 登録した本から辿る。メモと感想を分けて残せる DropboxへのバックアップでCSVが生成される
積読ハウマッチ 登録した本から辿る 公式の掲載に記載なし(要確認)
SuperFlow タイトル・AI要約・タグ・ハイライトを横断して検索 Markdown(有料プランの機能)

紙の本向けの5つは、いずれも「本から辿る」形です。本を覚えていれば問題はありませんが、話題から探す使い方には向きません。

ところが、書き出しについては差があります。Bookmoryとビブリアは公式の掲載に書き出しの説明がありますが、残りの3つは記載が見つかりませんでした。

だから、何年も続ける前提なら、書き出しの説明があるアプリを選んでおくほうが安全です。確認日は表の下に書いたとおりで、各社の最新の状況は公式サイトで確かめてください。

読書メモを続けるための順番

メモを残す仕組みは、道具を増やすほど止まりやすくなります。次の順番で試してください。

  1. 紙の本とWebを分ける: 紙の本はブクログやビブリア、Web記事とPDFはSuperFlowのような保存先に分けます。1つに寄せようとすると、どちらかが入らなくなります
  2. 1冊目のメモは短くする: 引用を1つと、自分の考えを1文だけ書きます。長く書こうとすると、2冊目で止まります
  3. 探す練習を1回する: 書いた直後ではなく、1週間後に自分のメモを探してみます。探せなかったら、探し方が合っていないということです
  4. 書き出せるか確かめる: 無料のうちに、書き出しの機能を一度使っておきます。後から移せないと分かるのは、記録が増えてからでは遅いです
  5. 1か月後に数える: 書いたメモのうち、見返したものが何件あったかを数えます。ほとんど見返していないなら、書く量ではなく探し方を変えます

この順番なら、SuperFlowのFree(累計10件)やBookmoryの無料の範囲でも、手順3まで試せます。

まとめ

  • 読書メモのアプリは、紙の本向けとWeb記事・PDF向けで分かれています。紙の本に強いアプリには、URLを登録する場所がありません
  • 無料で使える範囲が広いのはブクログと読書メーターで、どちらも読書メモと感想レビューまでが無料に入ります
  • Bookmoryは、記録をテキスト・Markdown・Excel・CSVに書き出せると公式に掲載されています。プレミアムは月額380円・年額3,400円です
  • 読書管理ビブリアはiPhone専用(iOS 17.0以降)で、DropboxへのバックアップでCSVが生成されます。ビブリアクラブの780円は期間と内容が要確認です
  • 読書メーターと積読ハウマッチの有料プランは、公式の掲載に料金の記載がなく要確認です
  • SuperFlowはWeb記事・PDF・YouTube動画をAI要約つきで保存し、要約やハイライトの言葉から検索できます。紙の本は扱えず、Androidアプリもありません

よくある質問

読書メモのアプリは無料でどこまで使えますか?

ブクログは読書状況の設定・読書メモ・読書グラフ・感想レビューまで、読書メーターは記録とグラフ・感想の共有までが無料です。Bookmoryは広告つきで主な機能が使え、無制限のOCRがプレミアムです。数値は表の下の確認日時点の内容です。

紙の本とWeb記事のメモを1つのアプリにまとめられますか?

今回比べた6つでは、まとめられません。紙の本向けの5つは書誌情報が前提でURLを登録できず、SuperFlowは紙の本を登録できません。紙と画面で分け、どちらも書き出せる形にしておくのが現実的です。

書いた読書メモを後から書き出せますか?

Bookmoryは記録をテキスト・Markdown・Excel・CSVに書き出せると掲載されています。読書管理ビブリアはDropboxへのバックアップでCSVが生成されます。残りの3つは公式の掲載に記載がなく要確認です。SuperFlowはMarkdownで、有料プランの機能です。

本の題名を思い出せないメモを探すにはどうすればいいですか?

紙の本向けのアプリは本から辿る作りなので、題名が出てこないと探しにくくなります。タグやコレクションで分けられるBookmoryなら話題から絞れます。Web記事やPDFなら、要約やハイライトの言葉で横断検索できるサービスが向きます。

iPhoneだけで読書メモを完結させたい場合はどれですか?

読書管理ビブリアはiPhone専用で、iOS 17.0以降が必要です。メモと感想を分けて記録し、iCloudで同期してDropboxにCSVを書き出せます。iPadやMacでも見たい場合は、公式の掲載に対応が書かれていないため別のアプリを検討してください。

出典・確認日

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著者
梶谷 健人
株式会社POSTS 代表取締役 / SuperFlow 開発者

株式会社VASILYでのグロースハック担当、AR/VR領域の事業を手掛ける株式会社MESONの代表を経て、POSTSを創業。生成AIなどの先端テクノロジーを事業成長に結びつける戦略パートナーとして活動しています。著書に『生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方』(日経BP)、『いちばんやさしいグロースハックの教本』(インプレス)。

AI時代の情報過多を解消するためにSuperFlowを開発しました。

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