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Xのブックマークを整理する方法標準機能・拡張機能・AI要約の比較と保全策

Xのブックマーク整理を、標準機能・Chrome拡張・GAS自作・SuperFlowの4つで比較。フォルダはPremium(月3ドルから)、APIは1件0.001〜0.005ドル。削除されたポストへの備えまで、2026年10月8日に公式ヘルプで確認。

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Xのブックマークが数百件を超えたら、標準機能だけで整理し切るのは難しくなります。フォルダ分けは有料のX Premium(ウェブで月額3ドルから)の機能で、検索やエクスポートの方法は公式ヘルプに書かれていません。

過去のブックマークを手元に書き出すなら、Chrome拡張。仕組みを自分で作れるなら、Google Apps Script(GAS)での自作。これから保存するポストを要約つきで検索できる形にしたいなら、SuperFlow(AI要約)のような専用サービスです。解決策はこの3つで、どれか1つで全部を片付けるより、過去分は書き出し、今日からの分は保存先を変えるほうが無理がありません。

Xの標準機能でできること・できないことは公式ヘルプで確かめ、そのうえで3つの解決策を同じ軸で比べました。数値は2026年10月8日に確認したものです。Web記事も含めて「保存したまま読まない」状態を減らしたい方はあとで読むが溜まる問題、Pocketからの乗り換え先を探している方はPocket代替サービスの比較も参考にしてください。

Xのブックマークが見返せなくなる3つの理由

ブックマークは押すのが一瞬なので、見返すより先にどんどん溜まります。見返しにくい理由は3つあります。

1. 分類が有料機能になっている。 フォルダ分けはX Premiumの機能で、無料のままだと、すべてのブックマークが1本の時系列に並びます。

2. 探す手段が限られている。 公式ヘルプのブックマークのページには、ブックマーク内を検索する方法の説明がないので、記憶を頼りにスクロールして探すことになります。

3. 中身を手元に持っていない。 ブックマークで手元に残るのは、ポストへの目印だけです。投稿者がポストを削除したりアカウントを非公開にしたりすると、保存した側からは中身を確認できなくなるおそれがあります。

1と2は探せないことの問題で、3は中身が残らないことの問題です。解決策を選ぶ前に、どちらを優先するかを決めておいてください。

Xの標準機能でできること・できないこと

2026年10月8日に、Xの公式ヘルプセンターで確認した内容です。

項目 標準機能の状況 根拠
ブックマークの追加・削除 できる。一覧の最上部のメニューから全件を一括削除することもできる Xのブックマーク機能について
公開範囲 非公開。自分のアカウント内でのみ閲覧できる 同上
フォルダ分け X Premiumの機能。3つのプランのうち最も安い「ベーシック」から含まれる Xプレミアムについて
ブックマーク内の検索 公式ヘルプに説明なし(要確認) 同上の2ページを確認
ブックマークの書き出し ブックマーク画面からの書き出し方法は説明なし。データのアーカイブに含まれる項目の一覧にもブックマークは挙げられていない(要確認) 全ポスト履歴をリクエストし、ダウンロードして見る方法
元ポストが削除されたときの扱い 公式ヘルプに説明なし(要確認) —

X Premiumの料金は、公式ヘルプで「ウェブサイトの場合で月額3米ドルまたは年額32米ドルから(または現地通貨での相当額)」と案内されていて、場所や税金、支払い方法で変わるとも書かれています。フォルダが欲しいだけなら、最も安いベーシックで足ります。

ブックマーク内の検索については、外部のブログで「ウェブ版とiOS版には検索欄がある」と紹介されていることがあります。ただ、X公式ヘルプでは確認できなかったため、ここでは「要確認」としました。自分の画面に検索欄が出ているかどうかで判断してください。

標準機能のまま続けるなら、フォルダのためにPremiumに入るか、ブックマークを増やしすぎないかの2択です。Premiumに入っても、ポストの中身が手元に残らないという3つ目の問題は残ります。

比較の条件

  • 確認日: 2026年10月8日。Xの仕様は公式ヘルプセンター(help.x.com)と開発者向けドキュメント(docs.x.com)、Chrome拡張はChrome ウェブストアの掲載ページ、Google Apps Scriptは公式ドキュメントで確認しました
  • 含めたもの: Xの標準機能、Chrome ウェブストアで「X(Twitter)のブックマーク」を対象と明記している拡張、Xの公式APIとGASで自作する方法、そしてSuperFlow(AI要約)
  • 除外したもの: Xの利用規約との関係がはっきりしない非公式の取得方法。アプリストアにしかない有料アプリ
  • やっていないこと: 各拡張を実際に入れて動作を試してはいません。拡張の説明はストアページの記載どおりで、SuperFlowだけは開発している立場から仕様を直接確認しています
  • 「要確認」の意味: 公式の情報で確認できず、推測で埋めるべきでないと判断した項目です

SuperFlowは自社のサービスなので、できないことも含めて、ほかの方法と同じ軸で扱っています。

外部ツール3類型の比較

比べる点 Chrome拡張 GASで自作 専用サービス(SuperFlow)
過去のブックマークを取り込めるか 確認した3つはいずれも書き出しをうたう APIで取得できる できない(一括取り込み機能なし)
探し方 キーワード・投稿者・日付などで絞り込み(拡張による) スプレッドシートの検索・フィルタ タイトル・AI要約・タグ・ハイライトを横断検索
中身の要約 一部がAIでの自動分類をうたう 自分で組めば可能 保存すると日本語のAI要約を自動で作成
元ポストが消えたとき 書き出したファイルは手元に残る シートに書いた本文は残る 保存時に作った要約・ハイライト・メモは残る
費用 無料のものと、アプリ内課金のあるものがある X APIの従量課金(後述) Free 0円(累計10件)、Standard 月額1,980円(月100件)ほか
準備の手間 拡張を入れるだけ 開発者登録と認証の設定が必要 拡張かiOSアプリを入れるだけ

Chrome拡張

Chrome ウェブストアには、Xのブックマークを対象にした拡張がいくつもあります。次の3つは、2026年10月8日にストアページで確認したものです。説明はすべて各ストアページの記載で、動作は検証していません。

  • Twitter Bookmarks Search by Twillot: 検索・整理・書き出し(CSV/JSON)、Premiumなしでのフォルダ管理、AIによる自動分類をうたっています。ブックマークを手元のパソコンに同期する方式です。アプリ内課金あり。最終更新は2025年3月12日です
  • Twitter Bookmarks Downloader - Export X Bookmarks: ブックマークをCSV・JSON・Excel(XLSX)で書き出す拡張です。処理はブラウザ内で完結し、データはどこにも送らないと説明しています。最終更新は2026年8月14日です
  • Favourites.io Search X/Twitter Likes and Bookmarks: いいねとブックマークを、キーワード・投稿者・日付・メディアの種類・タグで検索し、書き出せるとしています。アプリ内課金あり。最終更新は2026年8月23日です

拡張を選ぶときは、ストアページの「最終更新日」と「プライバシーへの取り組み」を必ず見てください。Xの画面の仕様が変わると、拡張が対応するまで動かなくなることがあるからです。ブックマークを読み取る拡張には、Xにログインした状態のページへのアクセスを許可することになり、データを外部に送るかどうかの説明は拡張ごとに違います。

GASで自作

Xの公式APIには、自分のブックマークを取得する GET /2/users/{id}/bookmarks があります。1回で取得できるのは最大100件で、続きはページ送りで取ります。フォルダの一覧と、フォルダ内のポストを取得する仕組みも用意されています(Bookmarks のドキュメント、Get Users Bookmarks)。

これをGASから呼び出してスプレッドシートに書き込めば、検索もフィルタもできる自分専用の一覧になります。

専用サービス(SuperFlow)

SuperFlowは、Web記事・Xのポスト・YouTube動画・PDFを保存すると、日本語のAI要約を自動で作るサービスです。Xのブックマークを一括で取り込む機能はないので、過去の数千件をまとめて移す用途には向きません。これから保存するポストを、要約つきで探せる形でためていく使い方に向いています。

GASで自作する方法のコストと限界

GASでの自作は、ブログやnoteで手順がよく紹介されています。無料に見えても、実際には3つのコストがかかります。

1. X APIの利用料

X APIは2026年10月8日時点で従量課金制です。料金のページには、ブックマークは「1リクエストあたり0.005ドル」、自分のブックマークなど自分のデータを取得する場合は「1件あたり0.001ドル」と書かれています。どちらの単価がかかるかは、開発者コンソールの請求で確かめてください(要確認)。

1件0.005ドルで計算すると、2,000件のブックマークを一度取得するだけで10ドル、1件0.001ドルなら2ドルです。毎日差分を取りに行く作りにすれば、その分が毎月かかります。支払いは、前払いのクレジットを購入する方式です。

2. 認証の設定

ブックマークの取得には、本人として認証したアクセス(OAuth 2.0のユーザー認証。bookmark.read などの権限)が必要です。開発者アカウントの登録、アプリの作成、認証の画面の組み込み、トークンの更新処理まで自分で作るので、プログラミングに慣れていない人はここでいちばん苦労します。

3. GASの実行上限

個人のGoogleアカウントで使うGoogle Apps Scriptには、実行の上限があります。「1回の実行は6分まで」「外部へのアクセスは1日2万回まで」「トリガーで動かす処理は合計で1日90分まで」などです(公式の割り当てのページ)。数千件程度なら収まりますが、上限はGoogleの判断で予告なく変わることがあると明記されています。

自作が向いている人

自作なら、データの形を自分で決められます。投稿者・日付・本文・URLを列に並べ、自分のルールでタグを付けることもできます。プログラミングに慣れていて、過去のブックマークを1件残らず手元に置きたい人には、最も確実な方法です。仕組みの保守に時間をかけたくない人には、負担が重くなります。

ブックマークを要約つきで検索できる形にする

SuperFlowでXのポストを保存した場合の動きを、開発元として仕様に基づいて説明します。

保存の入口

保存の方法は3つあります。

  • Chrome拡張: Xのポストを開いて拡張のアイコンを押すと保存されます。投稿ページに表示されている同じ投稿者の続きのポスト(スレッド)も本文に入りますが、画面にまだ表示されていない続きは含まれません
  • iOSアプリ: Xアプリの共有メニューから「SuperFlow」を選びます
  • Web: 右上の「+追加」にポストのURLを貼ります

長文のポストや、Xの「記事」機能で書かれた長い文章も保存できます。非公開アカウントのポストのように、SuperFlowから中身を取得できないものは、保存や要約ができない場合があります。

保存したあとにできること

  • AI要約: 保存すると日本語の要約が自動で作られ、英語のポストも日本語で要約されます。要約は「概要」「重要ポイント」「詳しい解説」の3段で、30秒ほど読めば中身の見当がつきます
  • 検索: 検索バー(/ キー)から、タイトル・AI要約・タグ・ハイライトを横断して検索できます。探す対象は要約やハイライトに含まれる言葉で、元のポストの文章をそのまま全文検索するわけではありません
  • ハイライトとメモ: 要約や原文の気になった部分にハイライトを引き、メモを添えられます。残したものは「ハイライト&メモ」タブにまとまります
  • AIエージェントからの検索・引用: Pro以上のプランでは、Claude CodeなどのAIエージェントから保存した内容を検索・引用できます

Xのブックマークとの一番の違いは、ポストの言葉を覚えていなくても、内容で探せることです。「あの生産性の話」のように話題で探しても、要約に含まれる言葉に当たれば見つかります。

料金と、苦手なこと

2026年10月8日時点の料金です(税込)。Xのポスト1件の保存で、保存・要約の枠を1件使います。

  • Free: 0円。保存・要約は累計10件まで
  • Standard: 月額1,980円。月100件
  • Pro: 月額4,980円。月500件。AIエージェント連携はここから
  • Max: 月額9,800円。月1,500件

苦手なことは3つあります。1つ目は、前述のとおりXのブックマークを一括で取り込めないことです。2つ目に、件数に上限があるので、気軽に何でも保存する使い方には向きません。3つ目に、Androidアプリがありません。プランの詳細はよくある質問、保存の手順は使い方ガイドにあります。

消えるポストを保全する

ブックマークした内容を確実に残すには、ポストの中身そのものを手元に持っておく必要があります。方法ごとに残るものと残らないものは、次のとおりです。

方法 手元に残るもの 残らないもの
Xのブックマークのみ なし(ポストへの目印だけ) 元ポストが消えた後の中身(要確認)
Chrome拡張で書き出し 書き出した時点の本文・URL(拡張によって画像も) 書き出した後にブックマークしたもの
GASで自作 シートに書き込んだ本文・投稿者・日付 取得の処理が止まっていた間の分
SuperFlowに保存 保存した時点のAI要約、付けたハイライトとメモ 元ポストの画像や動画そのもの、保存していないブックマーク

どの方法でも、保全できるのは「消える前に取った分」だけです。後から気づいても、削除されたポストは取り戻せません。大事なポストは、見つけたその場で中身を手元に移してください。

画像や図そのものが大事なポストは、スクリーンショットを撮っておくのが最も簡単です。SuperFlowに保存する場合も、図の細部まで残したいときは、スクリーンショットを併用してください。

今日から保存先を変え、過去分を棚卸しする

数千件のブックマークを一度に整理しようとすると、たいてい途中で止まってしまいます。次の順番で、少しずつ進めてください。

  1. 今日から保存先を決める: 新しく見つけたポストは、後で使うつもりのものだけSuperFlowなどの保存先へ送ります。Xのブックマークは「あとで見るかもしれない」程度のものに限ります
  2. 過去分を書き出す: Chrome拡張やGASで、いまあるブックマークをCSVなどに書き出します。消える前の中身を残すことが目的なので、分類は後回しで構いません
  3. 最近の50件だけ見直す: 書き出したファイルやブックマーク一覧の新しい方から50件を見て、本当に使うものだけを保存先へ移します
  4. 残りは検索で探す前提にする: 古い分を1件ずつ分類する必要はありません。書き出したファイルは、必要になったときに検索すれば十分です
  5. 1か月後に見直す: 保存先に移したもののうち、実際に見返したものが何件あったかを数えます。ほとんど見返していないなら、保存する基準を厳しくします

この方法なら、SuperFlowのFree(累計10件)でも、手順3で選んだ大事なポストから試せます。

まとめ

  • Xのブックマークのフォルダ分けは、X Premium(ウェブで月額3ドル・年額32ドルから)の機能です。無料のままでは全件が1本の時系列に並びます
  • ブックマーク内の検索とブックマークの書き出しは、2026年10月8日時点の公式ヘルプに説明がありません
  • Chrome拡張は、Twillot・Twitter Bookmarks Downloader・Favourites.ioなどがCSVやJSONでの書き出しをうたっています。最終更新日とデータの扱いを確認してから使います
  • GASでの自作は、X APIの従量課金(1件0.001〜0.005ドル)、本人認証の設定、GASの実行上限(1回6分)の3つのコストがあります
  • SuperFlowはXのポストを日本語のAI要約つきで保存し、タイトル・要約・タグ・ハイライトで検索できます。ブックマークの一括取り込みはできません
  • 元ポストが削除されると、どの方法でも取り戻せません。中身を残せるのは、消える前に書き出したり保存したりした分だけです

よくある質問

Xのブックマークにフォルダを作るには何が必要ですか?

X Premiumへの加入が必要です。公式ヘルプでは、3つのプランのうち最も安いベーシックからブックマークフォルダが含まれると案内されています。料金はウェブで月額3ドル・年額32ドルからです。数値は2026年10月8日時点の確認内容です。

Xのブックマークは検索できますか?

X公式ヘルプのブックマークのページには、検索の方法の説明がありません。画面に検索欄が出るかどうかは、端末とアプリの版によって違う可能性があります。確実に探したい場合は、書き出してファイルで検索するか、要約つきで保存できるサービスを使います。

Xのブックマークを一括でエクスポートできますか?

Xの標準機能では、ブックマーク画面からの書き出し方法は案内されていません。Chrome拡張の中にはCSV・JSON・Excelでの書き出しをうたうものがあり、公式APIでも自分のブックマークを1回100件ずつ取得できます。2026年10月8日時点の確認内容です。

ブックマークしたポストが削除されたらどうなりますか?

公式ヘルプに説明はありませんが、ブックマークはポストへの目印なので、削除後に中身を確認できなくなるおそれがあります。大事なポストは、見つけた時点で書き出すか、SuperFlowなどに保存して要約を手元に残しておくのが確実です。

SuperFlowにXのブックマークを一括で取り込めますか?

取り込めません。SuperFlowはポストを1件ずつ保存する仕組みで、Freeは累計10件、Standardは月額1,980円で月100件です。過去分はChrome拡張などで書き出し、よく使うポストだけを保存してください。数値は2026年10月8日時点の確認内容です。

出典・確認日

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著者
梶谷 健人
株式会社POSTS 代表取締役 / SuperFlow 開発者

株式会社VASILYでのグロースハック担当、AR/VR領域の事業を手掛ける株式会社MESONの代表を経て、POSTSを創業。生成AIなどの先端テクノロジーを事業成長に結びつける戦略パートナーとして活動しています。著書に『生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方』(日経BP)、『いちばんやさしいグロースハックの教本』(インプレス)。

AI時代の情報過多を解消するためにSuperFlowを開発しました。

X(@kajikent)note株式会社POSTS